アニメーションをつける
作ったモデルにボーンをつけて動けるようにしましょう。
ボーン作成
- Shiftキー+Cキーを押して3Dカーソルを中心に合わせる
- Shiftキー+Aキーを押し、[Armature]から[Single Bone]を選択する
- テンキーの3を押してライトビューに切り替え、ボーンを腰辺りの直角を向くよう
にGキーで移動し、Rキーを押してCtrlキーを押しながら90度回転させる - Propertiesエディタの人型のマークをクリックし、[Display]の[X-Ray]にチェックを入れる
(そうするとオブジェクトに重ならずにボーンを表示できる。) - エディットモードに切り替えてボーンの先端を選択し、Eキーを押して
胸部へ伸展させる。さらに頭部に向かってボーンを作成する
(頭、首、胸部のボーンとなる) - Tキーのツールシェルフから[X-Axis Mirror]にチェックを入れて左右対称にする
- テンキーの1を押してフロントビューに切り替え、胸部ボーンの付け根を選択し
Shiftキー+Eキーを押して伸展させると、逆側にも自動でボーンが作成される - Propertiesエディタのヘッダにある骨アイコンをクリックし、
[Connected]のチェックを外す。左右対称の部分の両方ともこのチェックをはずす - 画像のように切り離して動かし、Eキーを使って腕なども伸展させる
- 以上の手順を応用して脚の部分も作る
(下腹部、太もも、ふくらはぎ、足のボーン) - オブジェクトモードに切り替え、オブジェクトを選択してからShiftキーを
押しながらボーンも一緒に選択する - 複数選択の状態でCtrlキー+Pキーを押し、[Set Parent To]から
[With Automatic Weights]を選択するとボーンをオブジェクトに適用できる - ボーンを選択してCtrlキー+Tabキーを押してポーズモードに切り替える
- 各ボーンをRキーで回転させてボーンの動きに合わせてオブジェクトも動けばOK










ここまでがボーン作成の手順となっています。
わかりにくいところは動画で確認してみてください。(全画面表示推奨)
動画内の丸付き番号は手順の数字に対応しています。
モーションをつける
歩くモーションをつけてみましょう。
- オブジェクトモードにしてオブジェクトとボーンを選択し、Gキーで
座標軸の赤い線の上に移動させる - 上方のレイアウトボタンを押し、[Default]から[Animation]へ切り替える
- テンキーの1と5を押してフロントビューに切り替え、ポーズモードに変更する
- Rキーでボーンを動かして画像のように腕を下したポーズにする
(これが初期ポーズになる) - 下のほうにあるStartに0を、Endに72をセットする
- Ctrlキー+テンキーの3をおしてライトビューに切り替えたときに
以下のようなポーズになるように設定する - キーフレームが0であることを確認し、Aキーでボーンを全選択して
Iキーを押して[Insert KeyFrame Meny]から[LocRot]を選択してキーフレームを登録 - キーフレームの72に移動し、終わりのポーズを設定する
これは最初のポーズと同じになるのでそのまま同様にIキーでキーフレームを登録する - 72のポーズを画面下の[Pose]から[Copy Pose]を選択してから中間である
キーフレーム32に移動し、[Pose]の[Paste X-Flipped Pose]を押して
反転したポーズをキーフレームとして登録する - 以下のように12フレームと24フレームに微調整するとより自然な歩行になる
前方の脚は膝が上にあがり、後方の脚が土踏まずが地面を踏むようする - 12フレーム目を48フレームに反転コピー、
24フレーム目を60フレーム目に反転コピーする(9の操作と同様) - 0、36、72フレームの重心を少し下げてキーフレームに登録する
- 完成したら再生ボタンで確認してみる









以上がモーションの作成となります。動画でどのように動いているか確認できます。