アニメーションをつける

 作ったモデルにボーンをつけて動けるようにしましょう。

ボーン作成

  1. Shiftキー+Cキーを押して3Dカーソルを中心に合わせる
  2. Shiftキー+Aキーを押し、[Armature]から[Single Bone]を選択する
  3. テンキーの3を押してライトビューに切り替え、ボーンを腰辺りの直角を向くよう
    にGキーで移動し、Rキーを押してCtrlキーを押しながら90度回転させる
  4. born1
  5. Propertiesエディタの人型のマークをクリックし、[Display]の[X-Ray]にチェックを入れる
    (そうするとオブジェクトに重ならずにボーンを表示できる。)
  6. x-Ray
  7. エディットモードに切り替えてボーンの先端を選択し、Eキーを押して
    胸部へ伸展させる。さらに頭部に向かってボーンを作成する
    (頭、首、胸部のボーンとなる)
  8. born2
  9. Tキーのツールシェルフから[X-Axis Mirror]にチェックを入れて左右対称にする
  10. xaxis
  11. テンキーの1を押してフロントビューに切り替え、胸部ボーンの付け根を選択し
    Shiftキー+Eキーを押して伸展させると、逆側にも自動でボーンが作成される
  12. born2
  13. Propertiesエディタのヘッダにある骨アイコンをクリックし、
    [Connected]のチェックを外す。左右対称の部分の両方ともこのチェックをはずす
  14. connected
  15. 画像のように切り離して動かし、Eキーを使って腕なども伸展させる
  16. born3
  17. 以上の手順を応用して脚の部分も作る
    (下腹部、太もも、ふくらはぎ、足のボーン)
  18. born4
  19. オブジェクトモードに切り替え、オブジェクトを選択してからShiftキーを
    押しながらボーンも一緒に選択する
  20. 複数選択の状態でCtrlキー+Pキーを押し、[Set Parent To]から
    [With Automatic Weights]を選択するとボーンをオブジェクトに適用できる
  21. ボーンを選択してCtrlキー+Tabキーを押してポーズモードに切り替える
  22. born4
  23. 各ボーンをRキーで回転させてボーンの動きに合わせてオブジェクトも動けばOK
  24. bornFi

    ここまでがボーン作成の手順となっています。
    わかりにくいところは動画で確認してみてください。(全画面表示推奨)
    動画内の丸付き番号は手順の数字に対応しています。

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モーションをつける

 歩くモーションをつけてみましょう。

  1. オブジェクトモードにしてオブジェクトとボーンを選択し、Gキーで
    座標軸の赤い線の上に移動させる
  2. aka
  3. 上方のレイアウトボタンを押し、[Default]から[Animation]へ切り替える
  4. animationView

  5. テンキーの1と5を押してフロントビューに切り替え、ポーズモードに変更する
  6. Rキーでボーンを動かして画像のように腕を下したポーズにする
    (これが初期ポーズになる)
  7. pose1
  8. 下のほうにあるStartに0を、Endに72をセットする
  9. stfi

  10. Ctrlキー+テンキーの3をおしてライトビューに切り替えたときに
    以下のようなポーズになるように設定する
  11. animationView

  12. キーフレームが0であることを確認し、Aキーでボーンを全選択して
    Iキーを押して[Insert KeyFrame Meny]から[LocRot]を選択してキーフレームを登録
  13. stfi

  14. キーフレームの72に移動し、終わりのポーズを設定する
    これは最初のポーズと同じになるのでそのまま同様にIキーでキーフレームを登録する
  15. 72のポーズを画面下の[Pose]から[Copy Pose]を選択してから中間である
    キーフレーム32に移動し、[Pose]の[Paste X-Flipped Pose]を押して
    反転したポーズをキーフレームとして登録する
  16. animationView

  17. 以下のように12フレームと24フレームに微調整するとより自然な歩行になる
    前方の脚は膝が上にあがり、後方の脚が土踏まずが地面を踏むようする
  18. animationView

  19. 12フレーム目を48フレームに反転コピー、
    24フレーム目を60フレーム目に反転コピーする(9の操作と同様)
  20. 0、36、72フレームの重心を少し下げてキーフレームに登録する
  21. 完成したら再生ボタンで確認してみる
  22. stfi

     以上がモーションの作成となります。動画でどのように動いているか確認できます。

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