Terrainを使用した地形の作成
UnityにはTerrain(テライン)という機能を用いてゲーム上の舞台を
作成することができます。3D素材をインポートすることでも舞台を表現
できますが、ここではTerrainを使用した方法を用いて説明します。
Terrainを使う下準備
- シーンを新規作成する
- 「Assets」→「Import Packages」から以下の5つのパッケージをインポートする
- 「GameObject」→「CreateOther」→「Directional Light」で照らす
1.Character Controller 2.Skyboxes 3.Terrain Assets
4.Toon Shading 5.Water(Basic)
地形を作成
- 「GameObject」→「Create Other」→「Terrain」で板のオブジェクトを生成
- 追加されたTerrainを選択した状態でInspectorビューの歯車アイコンをクリック
- Resolustionでサイズなどを設定する(下部の4つの値は最初で決めておく)
※HierarchyビューからCreateでも追加可能

Terrain Width:幅 Terrain Length:奥行き
Terrain Height:最大の高さ Height Map Resolution:ハイトマップの解像度
ハイトマップで構築する方法
ハイトマップとは高さの違いをグレースケールの画像で表したものです。
画像の作成についてはOtherMaterialをご確認ください。
- .RAWフォーマットのハイトマップ画像を用意
- InspectorのHeightmap→Import Rawで用意した画像を読み込む
- テラインにハイトマップに応じたに凹凸が表れる
Depth:ファイルの品質 WidthとHeight:画像に基づき自動設定
Byte Order:どのOSで作成した画像か選択 Terrain Size:Terrain Resolutionに反映される

ブラシで構築する方法
ハイトマップがなくてもブラシを使用して地形を設定することが出来ます。
また、ハイトマップと組み合わせて使用することも可能です。
- 高さをならす:テラインの高さを上げ下げする
- 高さを指定値に近づける:ブラシのHeightで設定した一定の高さにペイント
平坦な道などを作るのに最適。Siftキーを押すことでその場所の高さを取得できる - 高さをなだらかにする:段差をなだらかにする
- テクスチャをペイント:詳しくは後述を参考に
- 木をペイント:接近したときは3D、離れると2Dで表示する木を配置
- 草をペイント:風にゆれる草をペイントする。カメラに近づいたときだけ描画される
- 設定:「地形を作成」で説明した歯車アイコン

図のアイコンを左から説明します。
実際に作ってみる
実際に作る様子を動画にする予定です。
*準備中
ゲームで利用する地形を用意できたら次はキャラクターの移動について学びましょう。
→次項へのリンク